先日、無添加パン職人、廣瀬満雄さんの講演会に行ってきました。
廣瀬さんは、無添加のパン作りに情熱を燃やしており、
パンのために移住をされたというほどの方。
パンの歴史や、今の日本のパン業界のお話しなど盛り沢山でしたが、
その中でも、思わずメモを取ったのは、
参加者の方の質問、
『パンを作る時にオススメするドライイーストは?』
への解答です。
ではでは、さっそくですが、
結論に行きます。
プロも推奨。オススメのドライイースト:通称青サフ
《サフ》というメーカーの《青缶(元々は缶入り)》だから
青サフ。単純ですね。ω、
ちなみに、このサフのドライイーストには、
赤・青・金と3種類あり、
それぞれに違いがあります。
赤サフ:低糖生地(パン・ビザ)用
青サフ:低糖生地(パン・ビザ)用
金サフ:多糖生地(菓子パン)用
『ん?赤と青は変わらないじゃないか?』
と気づかれたアナタ、鋭いですね。ω、
使用用途に大きな違いはありません。
赤と青の決定的な違いは、ここではなく
《ビタミンCの添加》があるか?ないか?にあります。
余計なものが、なるべく使われていないもの。
つまり、《ビタミンC添加の有無》という点で、違いがあり、
『無添加の青サフがオススメとなった』というわけです。
ちなみに、製菓材料店の実店舗を探し回ってみたのですが、
赤サフ・金サフを取り扱ってるところは、結構見つかりましたが、
青サフは、いまだ、お目にかかったことがありません。
店頭販売としては、希少なんですね。
プロが教えるドライイーストを使う時のコツ。面倒くさくても予備発酵した方がいい
さて、使用上の注意、というかポイントです。
講演会の中で、このことに触れられていました。
パッケージの裏面に《予備発酵は不要です》と書かれていますし、
ドライイーストを使われる理由に、
『粉状態のまま小麦粉に混ぜられる便利さ』があるかと思われますが、
断然《予備発酵した方がいい》そうです。
ひと手間かかるのは、面倒だけど、
ドライイーストを一旦水に浸けて予備発酵をさせてあげる。
この手間は、かける意味があるのだそう。
というわけで、せっかくパンを作るのであれば、
ここはぜひ、ひと手間かけてください。
まとめ:パンを焼くなら青サフを。予備発酵も忘れずに
もし、無添加にこだわってパンを焼くなら!
《青サフ》を使ってください。
その時は、必ず、
《予備発酵》を忘れずに!
ちなみに、アイキャッチの画像を設定する時に
『パンの写真の在庫なんてないよなぁ。。。ω;』
なんて思いながら資料を漁っていたら、出てくる出てくる。
はい、パン好きです。ω、