大人のアイススケート・ビギナーが楽しく上手く滑るための基本的な練習のコツ

 
 個人的なことですが、筆者はアラサーでスケート教室に初めて通い練習を始め
その1年後には、一番簡単なジャンプ(スリージャンプ)を降りる(着地成功するという意味)
ことができました。また、リンクで練習をしていると必ずと言っていいほど、なぜか、
常連さんに『子どもの頃からやってたよね?誰に教わってるの?』と聞かれます。

 上達のコツは、1にも2にも練習あるのみですが、やり方を間違えては、回り道をすることになります。
ここでは、安全で楽しく滑るために、テクニカル(技術的)なことよりもそのずーっと前の段階、
心構え的なところを書いておきます。

 『意識する』ということは『その瞬間から出来ること』なので、ぜひ、試してみてください。
 
 
 ちなみに、『道具の力をお借りする』という方への記事は↓こちら↓

スケート初心者が上手く滑るには靴を選ぶこと。上達はマイシューズで


 
 

フィギュア初心者の上達への近道は、足元を見ないこと。視線は常に前へ。

 スケート場でいつも『勿体ないなぁ』と思うのは、初心者ほど、足元ばかりを見ていることです。
スケートは、エッジ(靴についている金属の刃の部分)で如何に氷の表面を感覚を掴むか?
がポイントです。視覚(目)で確かめるのではなく、足先の感覚を鍛えましょう。

 身体全体の感覚に意識を向けましょう。

 視線が下がると、自然と前かがみになります。そうすると、頭の重さで余計に重心が前にずれます。
重心がずれるということは、バランスを崩しやすくなるということ。

 最初はどうしても、目で確かめたくなる気持ちはわかりますが、

・プロのスケーターで(表現上の場合を除き)下を向いて滑っている人
・ジャンプの前に、足元を見る人

は、いません。

 何事も、一瞬一瞬の積み重ねです。視線は、【常に前】をキープしてください。
 
 

スケートで大事なのは姿勢。初めてでも出来るポイントは、背筋を伸ばす。

 先にあげた『足元を見ない』に続いて、姿勢のことです。
スケートは、接しているところの抵抗や摩擦が限りなく少ないです。

 つまり、身体がどんなポジション(姿勢)をしているか?で、
簡単に足元が不安定になってしまいます。

 滑るために必要なのは、足腰の筋肉による安定です。
腰から上は、なるべくリラックスした状態で、力を抜きましょう。
意識するのは、胸の中心とオヘソ下のあたり。

 肩に力が入ると重心が上に行きがちになります。
重心が上がり過ぎる、これもバランスを崩す元になります。
かといって、下半身が力みっぱなしでも、逆効果です。

 案外、膝・太ももを使うスポーツなので、
膝は程よく、軽ーく曲げたイメージで。

・重心は少しだけ前寄りの軸
・肩の力を抜く
・胸とお腹(丹田/オヘソ下)を意識してバランスをとる
 ※赤丸のところ

 常に、足先の感覚に注意を向け、
氷とエッジがよい状態(角度)をキープできるよう意識しましょう。
 
 

止まる(ストップ)の練習をする。こけ方を覚える。

 人は本能的に、恐れを嫌い避ける行動にでます。

『止まれないかも・・・?』
『コケルかも・・・?』
『ケガをするかも・・・!』

そんな心理的なブロックが、上手に滑ることを妨げることがあります。

エッジをどう使えば、
・スピードを緩められるのか?
・楽に立っていられるのか?

を感覚で覚えましょう。

 また、安全なこけ方を覚えておくのも重要です。
コツは、限りなく氷表面に近づくこと。つまり、座るようにこけることです。

 最初の内は、『こけないように!』するのではなく、

バランスを崩したら、
・なるべく姿勢を低くする。
・座ろうとする。
・なるべく安全に転ぼうとする。

 そのためには、膝の柔軟性が重要です。
足を突っ張ろうとするのではなく、適度に力を抜いていつでも膝が曲げられる状態を保つ。
そうすることで、返って転ばずに済むことがあります。

『突っ張って、結果頭から突っ込む』
のではなく、
『座るように、お尻からこける』

こけないように足掻くことで、周囲を巻き込む場合もあります。
大人しく静かに自分一人、最小限の被害で食い止めるよう心掛けましょう。
 
 

番外編:スケート(短期・長期)教室に入る

 一番、単純なことです。
スケート教室に入りましょう。
各スケート場で、募集しています。1ヶ月単位や、シーズン単位のものが主流ですが、
短期、1日のものもあります。

始めの内は、自己流ではなく【きっちりプロに基礎を学ぶ】。
変なクセが付く前に、正しい方法を学ぶ。これが、シンプルなコツです。
 
 

まとめ

 以上、その日からできる、スケートを上手く滑るためのコツ・ポイントをまとめてみました。
ちなみに、タイトルに『大人の』とありますが、子どもでも同じことです。
 始めが一番肝心です。変なクセがついてしまうまえに、意識してみてください。
 
 
※画像は『いらすとや』さんからお借りしました。
ありがとうございます。