ハードル(目標)は、適切な高さに設定するのが大事?どう選ぶもの?

 何事も、目標設定することが、達成するためには重要になってきます。
では、高い方がよいのでしょうか?それとも低めがおすすめなんでしょうか?

何にでも適切な数値というものがあります。
それは、
《誰》が《何》を《どのくらいの期間》で《どのように達成》するつもりか
によっても変わってきますが、ここでは一般的なこととして解説していきます。

 
 

高すぎる設定は、やる気が失せる?身の丈以上は、潜り抜けたくなって失格に?

1回や2回であれば、少々高いものも、チャレンジのし甲斐があるでしょう。
しかし、毎日一生続けるのであれば?
乗り越えられない期間が長くなれば、心が折れてしまう日がくるでしょう。
無理をし続ければケガや事故に繋がることもありかねません。

期間限定でないのであれば、ほどほどの高さにしておきましょう。
ずるっこして、潜り抜けて失格になってしまうのは、勿体ないです。

 
 

低すぎると、ハードルの意味をなさなくなる。

では『毎日するから、楽々こなせるものがいいのか?』というとそうでもありません。
人間は、変化を好む生き物。『できるとわかっていること』を
毎日続けられるものではありません。

《何かを達成した》と感じられるから、チャレンジできる。
そのためにも、達成感が感じられる程度には、高くないと意味がないです。

 
 

大切なのは、自分がしようとしている期間や条件に合った高さを選ぶこと

結局、冒頭で《除外してしまった条件》が一番大切です。

人によって、適切な高さは違います。
低すぎてはやる気が出ないし、高すぎてはやる気が失せます。

また、それをどのくらいの期間でマスターしようとしているのか?
期間限定なのか?ずっと続けるものなのか?でも異なります。
挫けずに続けること、潜り抜けたり避けたりせずにちゃんと乗り越えること。

自分のスキルを適切に把握して、楽々超えてしまえるものを選ぶのではなく、
『少し負荷がかかるかも?』くらいの高さが丁度いいと思います。
期間限定で、『無理かもしれない』と思えるものに挑戦するのもひとつの手ですね。
環境の変化や、状況に合わせて、緩急をつけて設定を変えていくのも
マンネリ防止して、楽しく続けるコツだと思います。
《飽きてしまうこと》がもっとも危険なことかもですね。

また、高さを気にして、踏切やジャンプの練習ばかりしてしまいがちですが、
さりげに大事なのは、その前の段階。
助走の練習や見直しも行ってくださいね。
準備を軽んじたり、疎かにしてしまいがちですが、大切なことです。

目標は、人と比べて決めるものではなく、
自分と向き合って設定してくださいね。
ある意味、自分との約束事なので。

 
楽しく続けて、望む未来が手に入りますように。