靴に関しては(も)大事なことなので、
色んな視点から、書いています。
今回は、『なぜ、それが必要なのか?』を解説しています。
何事にも、理由がある。
知ると知らないでは大違い、ということでの読みモノです。
スケート教室に通う
まず、これは、必須条件です。
よほど勘が良い方なら、見よう見まねでできますが、
氷上のスポーツ、フィギュア・スケートは、物理の法則です。
下手なやり方をして、ケガをする
(最悪、人を巻き込んで事故る)前に、
ちゃんと教えを乞う。
何事も、始めが肝心です。
安全・安心・楽しく滑るためにも
ちゃんとお金を出して、基礎は習いましょう。
※教室で習うのは、技術だけではありません※
リンク上のルール・マナーもちゃんと学びましょう。
正しい重心、正しい身体の姿勢、正しいエッジワーク
をすれば、技(コンパルソリー等)は出来ます。
(ジャンプは、筋力など、別の要素が必要になりますが、
初歩のスリー・ジャンプは上記で攻略可能)
そのために、安定した足元環境が必要になります。
ただ、
『じゃぁ、最上級の靴を履けばいい』
というわけでもありません。
(湯水のようにお金を使えるなら、それも有りかと思いますが)
《猫に小判》《豚に真珠》にならないためにも、
スケート靴の種類や、レベルごとに最低限必要な機能を
押さえておきましょう。
それでは、
大人(20代後半)からスケート教室に始めて通い、
1足目の(飛んではいけない)靴を履きジャンプ!
で、ケガをして、中断。
それでもやっぱり、『滑りたい!』気持ちから、
2足目の靴を買い、リンクに行きはじめ、
また教室通いまで始めた著者が
あくまで《個人の主観を元に》おすすめする
大人のスケート靴の選び方を解説していきます。
最初は、『貸靴よりは、マイ・シューズ』
手入れ方法も、スケート靴の感覚もわからないのに、
高い靴を買う必要はありません。
まず、『スケート靴って、こんな感じ』
を知るために、買いましょう。
やる気・意気込みがあっても、続かない場合もあります。
やたらめったら高い道具ばかり揃えても、
続かなかったら全てが無駄です。
出来もしない技のための靴を買うのもやめましょう。
概ね、高いシューズというのは、高度な技に対応したものです。
その分、扱いも難しくなります。
・靴の良さがわかるようになってから
・自分に合う靴がわかるようになってから
・ある程度の技術が身についてから
それに見合った(高価な)靴に手を出した方がよいです。
最初は、
スケート靴に履きなれるため、
マイ・シューズを持つ、という感じです。
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*補足情報として*
選手によっては、
シーズンごとに新調したりもします。
スケート靴は、《一生もの》ではなく、
《消耗品》の部類に入るものです。
(もちろん、耐久性は
使い方、練習量、年月にも左右されます)
まずは、お試し!
低価格帯でも、自分専用のアイテムを持ちましょう。
フォア・バックのサークルが描ける!ジャンプも始めたい!なら次の段階へ
色々な技が出来始めたら、
『もっと上達したい!』という気持ちが強くなります。
滑るだけじゃなく、飛んでみたくなります。
(最初から、『ジャンプがしたいっ!』って人もいますが)
そして、この段階に入ると、大体、靴がヘタってきています。
(練習量が多ければ、その前に痛むこともあり)
初心者用の靴は、初心者用の強度です。
あくまで、『滑るため』のもの。
ジャンプに耐えられる強度はありません。
冒頭にも書きましたが
著者は、『飛んではいけない靴』で
スリージャンプ・シングルサルコウを飛ぶようになり、
フリップか何かの練習中に捻挫しました。
原因はそれだけではないのですが。
体質のこともあり(人によっては、骨折してて不思議じゃない捻り方をし)
半年程、足を引きずって歩き、
『もう、スケートはしない方がいい』と色んな方に言われました。
結局、スケートが好きな気持ちを止めきれず、
『ムリはしない』と自分に誓い、再開しています。
靴も1足目はダメになって処分していたので、
”飛ぶこともできる靴”を買いました。
この段階に来たら、
靴自体に厚みがあり(結果、重さもそれなりに)、
ブレードも選手入門レベル(製品名がつく)を選びましょう。
以前は、《スケート教室上級者用》の靴(価格帯)は、
なかったと思うのですが、(2024年現在)
今は、お手頃な製品が出ています。
日本のスケート人口が増えたおかげか?
海外製の日本(人の足に合わせた)モデルが
30,000円台(ブレードとセット)で出ています。
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正直、羨ましい。
もっと早くにこのレベル感のが出ていたらよかったのに。
2回転以上、数種類のジャンプを跳ぶ!複雑なステップを踏むなら
ここから先のレベルは、青天井です。
自分のスキル・個性に合わせた靴を選んでいきましょう。
大人(学生を除く)で始めて、
複数のダブルを飛べるようになるというのは、
よほど身体能力や適性、練習時間
がある方なのではないかな?と思いますが、
ここまできたなら、それなりの靴を入手しましょう。
靴・ブレードを単体で選ぶのもありです。
靴(皮)が弱ってきたら、ブレードは新しい靴に付け替え
引き続き使用することも可能です。
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ブレードも、
ジャンプに特化したもの、
ステップに特化したもの、
程よくどっちにも対応したもの、
色々あります。
もう、このサイトを見る必要もありません。
コーチやお店の人、自分の感覚と相談して、
靴選びをしましょう。
あとがき
以上、
大人から始めた素人フィギュア・スケーターが解説する、
マイ・シューズの選び方でした。
技術を磨く、時間をかけて練習する、
というのは、もちろん、
ちゃんと道具を選ぶのも大事です。
ムリせず楽しく、ご自身に合った
スケート・ライフを続けていってくださいませ。
著者自身、
『幼少期からスケート教室に通い、選手を目指した』タイプではないため、
そういう生粋の方たちとは、やや視点が違うと思います。
それも含めて、お楽しみいただければ幸いです。