どの時代も、エナジードリンクやら栄養ドリンクやら
流行るものではあると思いますが、
1990年代あたりの栄養ドリンクブーム(?)は、
まだ、『働くため(オーバーワーク)にっ!』といった主旨があったように見受けられますが、
昨今のエナジードリンクは、
『通常モードで必要』という、
年長者からしたら『それ、ヤバく(末期じゃ)ない?大丈夫?』
というお節介モードが発動してしまう勢いである。
『疲れやすい、疲れが取れないと思う20代・30代』がいれば、
ぜひ、見直してほしい生活習慣があるので、
記しておこうと思います。
ちゃんと湯船に浸かってますか?シャワーだけでは疲れはとれません
『お風呂に入る』『入浴する』とは、
基本的には、お風呂にお湯をはって、湯船につかることを示すものです。
気温の高い夏は、『汗(汚れ)を落とせばいい』とばかりに
ボディーソープはシャンプーにばかり拘りを見せて、
シャワーで済ませていませんか?
昔からある習慣には意味があります。
湯船に浸かるということは、
身体に水圧をかけて、
下半身や末端の細胞を刺激しデトックスを促したり、
羊水に浸るように全身をお湯で包み込み
一日の緊張を解したり、と、
『目に見えるもの』以外の様々な効果があります。
お湯をはったり、お風呂掃除をしたりと、
ちょっと手間に思えることもありますが、
それ以上に、気付かぬうちに恩恵を受けられるのが入浴習慣。
もちろん、昨今は、水質(法律上必要なことですが、塩素添加)上、
身体に負担をかける要因もあります。
良質なバスソルトなどを上手に使い、
入浴で身体をリセットし、整えていきましょう。
頭でっかちな栄養学ではなく、ちゃんとした食事(食べ物)を取ること。嗜好品は食べ物(身体を作るもの)ではない
テレビで紹介されれば、翌日のスーパーから該当の商品が消える。
それ、本当にあなたに必要な情報・商品なのでしょうか?
テレビが無料で見れるのは、スポンサーがお金を出しているからです。
親に養われている間は、
子どもは基本的に、親の言うことを聞かなければいけないものです。
それぞれの情報が『ウソ』とはいいません。
が、この世の中は、バランスで成り立つものであり、
『何か一個があればいい』という世界ではありません。
もちろん、その栄養素が不足しすぎてる人には、
『効いた!』と思える体験ができるでしょう。
しかし、人間というのはそうそう単純なものではありません。
《食べたもので身体は作られる》
一度、口に入れるものについて、
『これは本当に身体を作るのに必要なものか?』
という視点を持って、調べてみませんか?
食を変えるだけで、人生が変わるかもしれませんよ?
ヒント:『大塚貢(さん)』『学校給食』『長野・真田町』
断捨離の奨め。安直に、情報を鵜呑みにしない、踊らされない。ITもSNSも自分にとって一番いいバランスを見つけていく
一時期、『断捨離』という言葉が流行りました。
これは、『物を減らして、本当に必要なものに気付いていく』
大切さを説いているように思えました。
これが流行ったのは、戦後の高度経済成長を支えた世代、
言い切ってしまうと、『物欲で経済を発展させた世代』
だったのではないかと思っています。
(もしくは、その子ども世代)
モノに価値を見出し、所有することで自己肯定をしていた世代に見えます。
しかし、時は変わり、今は令和。
近年の特徴といえば、『情報社会』です。
言い換えると、『IT』『SNS』ではないでしょうか?
最近の人たちは、『情弱』に象徴されるように、
『最新の情報を持つこと』に執着している感があります。
が、人間は、肉体(物質)があってこその存在。
頭でっかちになって、心や身体を置き去りにしていませんか?
静かに、一人の時間を過ごす。
誰にも理解されなかったとしても、
『自分にとって必要なことを大事にする』
いきなり全てを捨て去ることは難しいと思います。
(荒療治が向く人もいますが)
・寝る前のネットチェックを止めてみる
・一人ご飯の時に、SNSを見ない
など、ちょっとしたところから、
ネットと距離を置き、
自分との対話を増やしてみるところから始めてみませんか?
まとめ:面倒に思えることも、習慣になれば、身体が整っていく。
見かけのタイパ・コスパを求めるのもいいですが、
本当に価値のあるものに、時間やお金をかけていきませんか?
『インフルエンサーの〇〇さんがこういっていたから』
『有名人の△□さんがオススメしていたから』
ではなく、自分自身にある価値基準のアンテナを
育てて行ってみてはいかがでしょうか?
昔から言われ続けていることには、
意味があります。
多くの人が長い年月をかけた上で納得しているからこそ
残っていくのです。
この先、5年・10年どころか、
来年、いや、半年後残っているかわからない人の言うことを鵜呑みにするのではなく、
自分自身というものを育てていっていただけたら、と思います。
『自分自身を見つけること』
『自分の型を見つける』
『等身大の自分でいること』
が一番、力まず、
リラックスをした状態でいるので疲れにくくなります。
本来の自分の力が漲るものです。
外側にあるモノばかりに目を奪われずに、
自分の中にある答えを大事にしていく人たちが増えますように。