日差しがどんどん強くなり、気温が上がり、
切り花がだんだんと持たなくなる季節。
『生活に花を取り入れたいけれど、長持ちしない』
そんな季節にオススメする植物をご紹介。
夏の湿気、締め切った高温多湿の室内にも強い
アンスリューム(Anthurium)
会社の受付に常に鉢植えを飾っていたのですが、
初夏から夏にかけては、軒並み色んな植物が暑さにやられ週末を乗り切れない中
たまたま購入した《アンスリューム》が
週末土日の二日間、完全に閉め切った室内の暑さを物ともせず
週明け月曜には、いつも元気な姿を披露し続けてくれていました。
人間ですら、バテて怠さを感じる中、
まるで暑さを栄養にしているかのような姿に少し、
羨ましさすら感じるほどでした。
夏の植物?アンスリュームってどんな花?
開花時期:5月~10月
原産地:コロンビア、他
花のように見えるハートの部分は実は、仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれるもの。
仏像の光背の炎形に似ていることから付けられた名前のようですが、
苞(ほう)自体の意味は、蕾(つぼみ)を包み込むように変形した葉のことです。
要は、葉っぱです。
花は、その真ん中から出ている尾っぽのような部分だったりします。
原産地は、コロンビアなど。やはり暑い国出身なのですね。
大紅団扇ともハート・オブ・ハワイとも呼ばれる植物
和名は、オオベニウチワ(大紅団扇)で、
ハワイでは、heart of hawaii(ハート・オブ・ハワイ)と呼ばれているそう。
どちらも、見た目をそのまま表している名前のようですね。
さて、今回は、《夏の暑さに強い花》ということで
観葉植物のアンスリュームをご紹介しました。
1年を通して、《花のある生活》を送りたいけれど、
夏の暑さに生花は持たないもの。
そんな季節にも、元気なアンスリューム。
オススメです。