占いは、『当る』『当らない』と振り回されるのではなく、願望実現のための活用ツールにする

 
【副題:職業別、仕事に取り入れるのにおすすめの占い(西洋占星術・九星気学・四柱推命)】です。

 西洋占星術(ホロスコープ)、四柱推命、数秘術、九星気学、易学、
タロットカード、ルノルマンカード、オラクル(御神託)カード、血液型占いなど、様々有り、
新聞に占い欄があるなど、特に日本人は、占いが好きなようです。

が、

それと同時に、
『当る』『外れた』に一喜一憂し、
本来の占いのポテンシャルを活かしきれずにいる人が多いと感じます。

 
本来、占いとは?
運命を変える、望みを叶えるためのツールであり、
とある方によると

『占いは、天気予報と同じ。
雨が降るなら、出かけるのをやめるんじゃなくて
傘を持って出かければいい』-來夢-
(後述の参考文献より)

とのこと。

 
運気が悪いと言われて、行動をしないのではなく、
注意すべきことを読み取り、その上で行動する。

活用するための羅針盤で、振り回されるのは勿体ない。

人間は、いつの世も、どこに居ても、悩んでます。
・人間関係(恋愛・家族・職場)
・お金(立身出世)
・健康(不老長寿)

そのための解決策を模索し続けています。

その一つが、占いというものではないでしょうか?

 
では?
その解決策を

どうやれば活用できるのか?
そもそも、なんでこんなに種類があるのか?

今回は、
大まかに、それぞれの特性とその初歩的な活用方法を
ご紹介していきます。

 

そもそもの占いの特徴。2種類に大別すると、《統計学》と《御神託》の関係。

 

占いは大まかに2種類に分類ができると思います。

生年月日を元に占うものは、多くが統計学で確率論、
宿命や大まかな運命を知るためのツールとして活用しやすいもの。

カード占いなどは、御神託(その時に必要なメッセージ)。
その時その時で求められる判断、
『どっちにするか?』や、
1週間、1ヶ月などの期間を決めて
その中での流れを読み解くのに活用しやすいもの。

 
 
統計学と一言にいっても、
『どういったことに役立てようとするか?』は、
お国柄、その時代によって分析方法に違いがでます。

また、御神託も、
エンジェルに聞くのか?日本の神様にお伺いを立てるのか?
によって、いただくお言葉も変わってきます。

その占いが、どのような時代背景で、どの文化圏でどのように発達したか?
を知ることは、占いを活用するには重要なポイントです。

『個性』を重視する文化圏には、
それを分析し、役立てるための占いが発達していきます。
読み解くにしても、その分野がわかりやすく言葉で表現されるものです。

それぞれの特徴があるので、状況に合わせて使いこなせると
効果が得られやすいのではないでしょうか?

では、さっそく、
個別に見ていきましょう。

 

個人の向き不向きを知るには《西洋占星術(ホロスコープ)》がオススメ

 
 ざっくりと西洋と東洋を比較すると、

西洋:個人主義、実力主義
東洋:コミュニティ重視、調和を優先する

こういったイメージがあるのではないでしょうか?

もちろん、人間なので、深堀りすれば共通点もあるし、
『あぁ、国が違っても、そんな変わらないよね』
と気づく点はいっぱいありますが、
第一印象というか、ぱっと見、ざっくりと
『何を優先しているか?』を比較すると
こんな感じではないでしょうか?

こういう『それぞれのお国柄』というものが、
文化や伝統の隅々に反映されるものだと思います。

もし、『自分の長所・短所はどんなところだろう?』と、
『個体の特性』に興味があるのなら、西洋占星術(ホロスコープ)がオススメです。

『自分は自分。他人は他人』
と個性を見つめてきた文化圏で育まれた西洋占星術。
個を分類して掘り下げることが得意中の得意だと思われます。

 
ちなみに、西洋占星術の基本は、
生まれ月を基準に12分割して分析してみる点が一般に浸透しています。

同学年の人間を大まかにわけると
12種類に分別できる、というものの見方をしています。

 
 
用語:
牡羊座・牡牛座・双子座・かに座・獅子座・おとめ座
てんびん座・蠍座・いて座・やぎ座・てんびん座・うお座
 
 

また、人をそれぞれの要素で

2つ(男性性・女性性)、
3つ(活動宮・固定宮・柔軟宮)、
4つ(火・風・水・土)、
10個(太陽・月・地球・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・冥王星)
12個(上記の星座)

に分類することによって、
どのようなタイプであるか?を色んな角度から説明しています。

どっちが正解、不正解ではなく、
『そういうタイプなんだ』と知ることによって、
人生を歩みやすくする。

そのためのツールとして使うのをオススメします。

 
統計学占いは、基本、数学的(数字分析)ですが、
西洋占星術/ホロスコープは、
《アスペクト(角度)》を用いて紐解く方法もあり
図形として直感的に捉えやすいのも、
一つの特徴ではないかと思います。

文章でイメージしたい方には、
《サビアンシンボル》を見られてみてはいかがでしょうか?

 
 
なお、精度を上げるために、
生年月日と時間(分単位)、正確な生まれた場所、というのが不可欠になります。
(サビアンシンボルは、時間まで判明していないと導き出せないです)

 
あまり知られてませんが、母子手帳というものは、
アメリカの全国酪農協議会が牛乳を普及させるために
広められたもののようです。

日本人は、乳糖不耐症といい、牛乳を消化できない体質の方が一定数いるので、
嗜好品に留めておいた方がいい感じもしますが、
正確な生年月日を知るツールとしては、母子手帳が普及したのは、
有り難いことだなー、と思ったりします。

 
まず、自分を知ること、それが、個性を活かす第一歩になるので、
ある程度、見方(読み解き方)を知っているのは良いと思います。

 
 

社内人事、チームワーク、組織作りを考えるなら《四柱推命》

 
四柱推命どこでが活用されてきたのか?を考えれば、
その活用方法は、自然とわかるのではないでしょうか。

あの大陸・中国で、
政治など、国を動かすときの分析手法として用いられてきました。

ということは、ズバリ

社内人事など、
『人を(将棋などの)コマに見立ててどう配置するのがいいか?』
を知るには、もってこいの方法だと思います。

どのような性質を持っているのか?
強みは何で、弱い部分を補うための
組合せは、どうすればいいのか?

組織作りをするには、四柱推命の見方を活用し、
合理的に分析し、人を配置してみてはいかがでしょうか?

 
何度か鑑定してもらったり、
自分で調べた範囲で感じるのは、

『(専門)用語が、戦略向き』

この一言です。
 
『パズルのピースを組み合わせるために選定され使用される”単語”』
理路整然と戦略を立てるための手法。
上下関係、序列を重んじる男性社会には、不可欠な手段だと思われます。

 
ちなみに、サイト主は、個人的に
序列系にあまり興味を持てないためか、
あまり四柱推命を深堀しようという気が今のとこ起きてません。
正直活かしきれてません。理解も浅はかです。
(なので解説も控えめです)

歴史などのあまりの奥深さを感じて敬遠してしまうのも、
その一つの理由かと思いますが、
その奥深さを滔々と解説してくれる人が現われたら、
一気にドハマリする可能性もあるのではないかと思っています。

囲碁、将棋、チェス、パズルが得意な方に向いてる占い手法だとも感じます。
 
 

学校の先生は、絶対に抑えておきたい《九星気学》

 
 先述の通り、西洋占星術は、1年を12か月の流れで捉えていますが、
九星気学の基準となるのは、年。

何年生まれであるか?を元に性質を9つに分け
9年を一つの流れの区切りとして読み解いています。

一白水星
二黒土星
三碧木星
四緑木星
五黄土星
六白金星
七赤金星
八白土星
九紫火星

 
 
さて、職業の中で、1年という単位が大きな意味をもつ職種はなんでしょうか?

はい、《学年》で関わりを持つ教員の方たちではないでしょうか?

 
よく、『この学年は、〇〇だ』という言葉を在学中に、
教師から告げられたことはなかったでしょうか?

サイト主の学年は、常々、
『お前らの学年は学力が低い』というお言葉を学年主任から頂戴していました。

学年主任ともあれば、教員生活の中で(九星気学を知らなくても)
『学年ごとに生徒の質が違う』というのを感じ取っていたのではないでしょうか?

究極、人と人との関わりなので、個体の差が重要となることも勿論ありますが、
1学年(生まれ年がほぼ同じ)単位で、職業として関わるのであれば、
予備知識として、九星気学とはどういうモノの見方をしているのか?
を身に着けていて損はないと思います。

人間関係である以上、『合う』『合わない』はありますが、
だからこそ、その対処方法や、そもそもの世代としての価値観・考え方の違い、
というものを知っておくのと知らないのでは、
対応に大きな差が出てくると思われます。

 
何も深堀する必要はありません。

ぜひ、基本概念だけでも、
『身近な人の星を調べる』という行為を通じて体感してみてください。

基礎知識を仕入れた上で、現状を見渡せば、
『あぁ、この学年との相性は、こんな感じなのだな』
と理解することができたりします。

もし、苦手とする相性の学年を受け持ったとしても、
起きる現象に振り回される確率が減ると思います。

心積もりがある、ない、というのは、
案外、大きなものです。

進路指導のアプローチ方法にも差が出てくるのではないでしょうか?

 

まとめ:占いって、使いよう。分類外の『手相』『霊視』は今後に乞うご期待?

 
 さて、今回の記事はいかがだったでしょうか?

サイト主は、輪廻転生肯定派、ということもあり、
視えない世界に興味津々、占いも好物で、
色んな方に鑑定していただいたり、
自分自身でも調べてみたりしたことが多い方だと思われます。

一時は、どっぷり浸って、振り回されていたりもして、
そんな自分に嫌気がさして、一切、距離を置いてみたり、
と色んな時期がありました。

未だに、『ちゃんと適切な距離感を保ててるのか?』
と疑問に思うことは(よく)ありますが、
色々興味を持って調べたが故にわかったこと、感じたことを、
ほんの一部ですが、まとめてみました。

個人的な感覚を元にしているので、
『本家本元の方』や『第一人者の方』などからは、
『これちょっと違うくない?』というご指摘があるかと思います。

が、
この記事の目的は、
占い初心者さんに向けた、大まかな地図を描き記すこと。

いまだにどう分類していいのかわかりかねる
『手相』『霊視』という分野もあります。
が、
これは、今後の記事にご期待いただければ、と思います。
(てか、纏められるのだろうか?)

折角ならば、
人生を彩るために、使えるものは使いましょう。

『なるほど、そういう見方もあるな』
と思っていただけたなら、幸いです。

では、最後に、
大変参考にさせていただいた本をご紹介させていただいて
記事を締めくくらさせていただこうと思います。

 
 

参考文献:占いで運命を変えることができる 著者/中谷彰宏

 
参考文献:占いで運命を変えることができる
著者/中谷彰宏

 
 
この本の情報のおかげで、
色々な方と出会い、

運命とは?人生とは?
よりよく生きるためには?自分はどうしたいの?

を深堀りすることができました。

 
清く正しく生きる、
ことが人生の目的ではなく、

他人がうらやむ生活、
順風満帆な人生
を目指すでもなく、

自分が満足できる、
納得できる人生を歩むために。

シフトチェンジをするきっかけの一冊だったのでは、
と今では思っています。

 
なかなか入手困難になっているかとは思いますが、
一読されることをおすすめします。

運命を『変えられることのできるもの』と捉える人生と
そうでな人生では、
大きな開きがでてきます。

宿命は変えられませんが、
運命は、やり方次第で変えられるもの。

まずは、『変えられると知ること』
それが大事です。